通関士試験に完全独学がお勧めできない理由は?現役通関士が解説

通関士試験

こんにちは、通関士のゆうきです!

この記事はこんな疑問を持つ方向けです。

通関士試験には独学で合格可能?
独学はお勧め?
独学のメリット・デメリットは?

私のこんな経験を元にしています。

事務員を3年経験後、現在は通関士として勤務。
通関士試験には独学で合格。
試験勉強は通関士の実務にあまり役立っていない。

この記事を読むとこんなことが分かります。

独学には最短期間の合格を目指せるという強みがある。
独学で得た知識は実務で活かしにくい傾向がある。
合格するだけなら良いが、スキルアップの効果が薄い。
通信講座も取り入れるのがお勧め。

通関士試験に独学で挑戦すべき人の条件とは?

完全独学で学習を進めるべき人の条件はこの二つです。

  • 法律を独力で読み進める能力がある人
  • 『スキルアップ』ではなく『合格』が目的の人

この両方に当てはまらないと、独学は後悔するでしょう。

それぞれ理由を見ていきます。

法律を独力で読み進める能力が必須

通関士試験は初学者が取り掛かりにくい『法律試験』です。
独学で学習を進めるとすぐ壁にぶつかります。

ゆうき
ゆうき

法律の固い言葉選びに苦戦する初学者が後を絶ちません。
参考書を数ページ読み、挫折するケースを非常に良く聞きます。

初学者向けの参考書を活用すれば解決しそうですよね。
いきなり本格的な参考書から始めるから挫折する。
当たり前なことです。

通関士試験の参考書は非常に数が少ないのです。
基礎知識だけをまとめた参考書・問題集はほとんど存在しません。

ある程度本格的な参考書から学習を進めざるを得ないのが通関士試験です。
法律を独力で読み進める能力が独学には必須となります。

『合格』はできるけど、『スキルアップ』しにくい

独学は本人のスキルアップにつながらない可能性を秘めています。

ゆうき
ゆうき

試験に合格できても、仕事に活かせる知識が身に付かない。。。
なんてことが起こります。

私もそうでした。

通関士試験には、毎年繰り返し出題される類似問題が存在します。
独学は『頻出問題だけは解ける』受験生を生み出すのです。

通関士試験を独学で突破することは可能です。
むしろ、最短学習期間での合格を目指せます。

体系的な理解をせず、頻出問題で問われる知識だけ丸暗記すればよいのです。
3カ月300時間程度の学習で合格ラインに達するでしょう。

確かに、体系的な理解を独力で進めれば良いかもしれません。
問題集ではなく、テキストをじっくり読んで理解するということです。

ただ、それは非常に効率が悪く、膨大な時間を必要とします。
『問題演習』には独学が効率的ですが、『基礎項目の理解』には非効率なのです。

ゆうき
ゆうき

知識のある先生に教わらないと、理解が遅くなります。
高校の授業を一切受けず、大学受験をするようなものですよ。

スキルアップには興味が無い。
とにかく短期間の学習で資格が欲しい!という方にしか独学はお勧めできません。

独学だけでなく、通信講座も併用するのがお勧め

通関士試験の受験には『独学』+『通信講座』で取り組むのがお勧めです。
この方法であれば、『独学』の弱点を補えます。

通信講座の特徴は『わかりやすく学習の導入を支える』ことです。
独学で挫折しやすい『学習の序盤』を通信講座でサポートしましょう。

通信講座で体系的な理解を進め、質の高い市販問題集を活用する。
この方法で学習を進めると、効率的です。

『独学+通信講座』は資格予備校と遜色ないサービスになります。
資格予備校の授業が『通信講座』に、資格予備校の指定問題集が『市販の問題集』に、それぞれ対応します。

【『独学+通信講座』の特徴】
1. 自分に合った問題集を選べる
2. 初学者にも理解しやすい

それぞれ見ていきましょう。

独学の見逃せないメリット『問題集を自由に選べる』

独学には見逃せないメリットがあります。
それは『問題集を自由に選択できること』です。

独学者は自身のレベル・使いやすさ等を軸に最適な問題集を選べます。

ゆうき
ゆうき

資格予備校では授業と問題集がセットでついてきます。
問題集と相性が悪い場合、かなりのハンデを背負うことになります。

資格予備校で提供される問題集が全員にとって最良とは限りません。

受験生一人一人に向き不向きがあります。
同じ問題集を活用しても、テストの点数はバラバラなのです。

通関士試験では、3科目それぞれ60%以上の得点を稼ぐ必要があります。
苦手科目だけ点数が足りなかった。。。というケースは後を絶ちません。

その原因はほとんどが問題集のミスマッチでしょう。
1科目だけ勉強不足という状況は理解しにくいですから。

独学であれば、自身の苦手科目に合わせて問題集の追加・変更が可能です。
自身が満足できるまで、知識を積み上げることができます。

問題集を自由に選べることは、合格までの数点を稼ぐために重要な要素なのです。

通信教育の強みは『初学者にも取り組みやすい』こと

通信講座の強みは初学者にも取り組みやすいことです。
講義動画・テキストどちらも『わかりやすさ』を重視して作成されています。

通関士試験の学習では『慣れない法律を読む』必要があります。
これが独学で挫折する人が多い理由です。

ゆうき
ゆうき

独力で法律文を読み解くことは大変な労力です。

学習の序盤は通信講座を活用すればよいのです。
基本項目の理解のため、通信講座のわかりやすい教材を活用することをお勧めします。

通信講座の弱点は『問題演習が足りない』ことです。
基本項目理解のための講義・テキストは非常に有用ですよ。

『わかりやすさ』『取り組みやすさ』を重視した結果、問題演習を最低限のものにしているのでしょう。

初学者が挫折しやすい学習序盤を、通信講座で乗り越えることができます。
学習の序盤は通信講座を活用し、市販問題集で十分な問題演習を積むのがお勧めです。

まとめ

この記事は通関士試験に独学で臨むことがお勧めできない理由について解説しました。

ポイントはこんな感じです。

  • 独学には最短期間の合格を目指せるという強みがある。
  • 独学で得た知識は実務で活かしにくい傾向がある。
  • 合格するだけなら良いが、スキルアップの効果が薄い。
  • 通信講座も取り入れるのがお勧め。
  • 学習の導入部分を通信講座で、問題演習は市販問題集を活用すれば弱点無し。
ゆうき
ゆうき

以上で幕引きにござる

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