通関士は貿易の専門家! 社内外から頼られる理由を現役通関士が紹介

通関士の仕事内容

こんにちは、通関士のゆうきです!

この記事はこんな疑問を持つ方向けの記事です。

通関士は社内でどのような扱いを受けるの?
社内のどのような立場の人と関わるの?

私のこんな経験を元にしています。

事務員を3年経験後、現在は通関士として勤務。
通関士としての知識が付くにつれ、様々な問い合わせを受けるようになる。
問い合わせ内容は自身の担当業務外の案件も多い。

この記事を読むとこんなことが分かります。

通関士は貿易事務担当者から頼られる法律の専門家。
社内の研修講師を担当することも。
優秀な通関士の元には社内外問わず質問が集まる。
自社営業担当から投げやりな対応を受けることが無い。

通関士は社内で法律の専門家として頼りにされる存在

通関士は社内の様々な部署から頼られます。
貿易の専門家として認知されており、他部署で判断がつかないケースを取り扱うことが多いです。

【実は通関士がよく担う役割】
1. 各部署から貿易実務に関する問い合わせを受ける
2. 社内の研修担当を任される

それぞれどんな内容なのか紹介します。

各部署から貿易実務に関する問い合わせを受ける

通関士は貿易事務担当者から頻繁に問い合わせを受けます。
通関業務とは全く関係ない質問も多いです。

貿易事務担当者は定型業務を効率よくこなすことを求められています。
手配方法・業務フローには精通していますが、法律的な判断を経験することが無いのです。

ゆうき
ゆうき

新規案件・イレギュラーケースに問題が無いか。
貿易事務担当者は通関士に確認します。
通関に関係無い質問も多いのはそのためです。

【よくある質問の具体例】
・Packing list(貿易書類の一つ)の必須記載項目は?
・Invoice(貿易書類の一つ)に記載すべきインコタームズはどれ?

通関士として経験を積むと貿易事務に対する知識も蓄えることに。

通関に関する知識、貿易事務に関する深い知識を備えた通関士は社内から非常に頼られる存在となります。

社内の研修担当を任される

通関士は社内の研修担当を任されます。
管理職クラスから貿易の専門家として認められているからです。

【具体的な研修内容】
・保税倉庫に勤務する社員に対する保税研修
・貿易事務員に対する貿易実務研修
・営業に対する貿易規制研修

全て通関士の実務に関わらない内容であることがポイントです。
通関士の専門外分野を、専門部隊に研修することになります。
研修が開催されるたび、通関士は専門外の分野を理解し、体系的にまとめあげるのです。

通関士は貿易の専門家として頼られているからこそ、専門外の分野の研修を任されます。

営業経由でお客様から法律的な意見を求められる

通関士はお客様からも頼られる存在です。
お客様と通関士が直接やり取りをするわけではありません。
お客様が営業に質問し、営業が通関士に相談するのです。

貿易・物流企業は貿易に関することを何でも相談できる相手です。
営業担当者はお客様から難解な質問を日々受けています。

そんなとき、営業担当者が頼りにするのは通関士です。

【お客様からの問い合わせの特徴】
1. 自社が担当していない貨物に対する問い合わせが多い
2. 適切な説明が出来ると会社の信頼がup

それぞれ紹介していきます。

自社が担当していない貨物に対する問い合わせが多い

お客様が営業担当者に相談する内容は自社で取り扱う案件とは限りません。
むしろ、自社が担当していない案件の問い合わせが多いです。

【お客様の悩み具体例】
・他の通関業者の案件でトラブルが発生。
・他の通関業者にアフターフォローを断られた。
・新規貿易案件の法律リスクが無いか事前に相談したい。

こういった問い合わせは非常に難易度が高いです。
貿易のプロであるお客様が対応できないレベルの問い合わせですからね。
他の通関業者が対応できないと判断したケースもたくさんあります。

お客様は優秀な営業担当・通関士の勤める企業を頼ります。
通関士は社外からもその経験と知識を頼られるのです。

適切な説明が出来ると会社の信頼がup

お客様からの問い合わせに適切な回答が出来ると、当然信頼を得ることができます。
場合によっては新規案件の受注に繋がることも。

確かに感謝されるのはお客様と直接やり取りをしている営業です。
さらに、営業担当者の社内評価も大きく向上するでしょう。

ゆうき
ゆうき

通関士の評価は上がりません。
この点を不満に思う通関士も多いかもしれませんね。

その分、営業担当者は優秀な通関士と良好な関係を築こうとします。
投げやり・理不尽な対応は普段から絶対にされません。

業務品質を通関士が押し上げることを多くの営業担当が理解しています。
通関士は間接的に自社企業の評価に貢献することができるのです。

まとめ

この記事では通関士が社内外問わず頼りにされることを紹介しました。

ポイントはこんな感じです。

  • 通関士は貿易事務担当者から頼られる法律の専門家。
  • 社内の研修講師を担当することも。
  • 優秀な通関士の元には社内外問わず質問が集まる。
  • 自社の営業担当から投げやりな対応を受けることが無い。
ゆうき
ゆうき

以上で幕引きにござる

コメント

タイトルとURLをコピーしました