【通関士】英語が出来なくてもokな貿易事務。語学より経験を重視!

通関士の働き方
  • 英語が苦手だけど貿易関係の仕事をしたい。。。
  • 貿易実務の経験を積みながら、英語の勉強時間を確保したい。。。
  • 英語が出来なくても足を引っ張らない仕事をしたい。。。

通関士は英語力を必要としない貿易事務です。
英語を話せない通関士が日本中で活躍しています。

通関実務で英語力を必要としないだけではありません。
通関士経験は英語力と遜色ないスキルとして貿易業界では認知されています。

この記事を読むことであなたはこんなことを理解できます

  • 英語力が不要とされる通関士の仕事内容。
  • 通関士経験を積むことで、転職時に英語力を評価されること。
  • 本物の英語力を兼ね備えた通関士は無敵になれること。
ゆうき
ゆうき

英語が話せないけど不自由なく働いている現役通関士の私が詳しく解説します。

【結論】通関士は英単語の意味を検索できれば困らない

通関士は貿易書類の英単語を調べることが出来ればokです。
通常の通関業務で困ることは無いでしょう。

ゆうき
ゆうき

あなたは”customs officer“の日本語訳を知っていますか?
インターネットで検索してみてください。

“customs officer”の日本語訳が『通関士』だとわかった方は通関業務に必要な英語力を兼ね備えています。

通関業務で英語の知識は必要ありません。
英単語の意味を調べるために『インターネットで検索する能力』があれば十分です。

通関士は英語を話す機会が無い。日本語だけ話す。

通関士が英語を話す機会はまずありません。
会話をする相手が基本的に日本人だから当然です。

通関士は業務時間の大半をデスクワークに費やします。
会話をする相手は非常に限定的です。

通関士が会話をする相手は次の通り。

  1. 自社の営業担当者・貿易事務担当者
  2. 税関等の官公庁職員
ゆうき
ゆうき

社内公用語が英語でなければ、社内の会話は当然日本語です。
官公庁の職員とも日本語で会話します。

通関士が海外の企業と直接やり取りすることは基本的にありえません。
海外の企業とやり取りをするのは商社・メーカーの営業や貿易事務でしょう。

通関士の実務で、英会話は一切使いません。
英語を活かしたい方は通関士ではなく貿易事務を目指しましょう。

貿易書類を読み込むのは無理。英語以外の書類もありますし。。

通関士が取り扱う書類の内容を全て読み込むのは非現実的です。
英語だけでなく、ドイツ語・中国語等、他言語の書類を見ることもあります。

ゆうき
ゆうき

通関士は様々な言語で記載された書類を取り扱います。
英語どころか、世界各国の言語を習得しないと読むのは不可能です。

知らない言語で書かれた貿易書類でも通関業務は問題なく進めることができます。
その理由は、通関士は書類の『文章』を読んでいないからです。

貿易書類には『どこに何が記入されているか』決まっています。
見るべき部分を機械的に判断し、通関士は書類の『単語』と『数字』を読み取るだけで実務をこなせるのです。

英単語の検索は通関士に必須!!

通関士は書類上の英単語を理解する必要があります。
実務上はインターネットで英単語を検索すればokでしょう。

通関士は貿易する貨物の情報を正しく税関に報告する仕事です。
貿易書類から必要な情報を読み取り、税関報告用のシステムに入力する必要があります。

貿易書類は項目ごとに単語が記入される形式で作成されています。
文章となっている部分は大半が売買契約の定型文のみであり、読み込む必要はありません。

通関士が貿易書類から読み取るべき内容は次の通りです。

  • 輸出者名・輸入者名
  • 商品名・輸出入数量・金額・原産国
  • 貿易取引条件(アルファベット3文字)
  • 輸入する港・輸出する港
  • 追加発生した運送費用・金額
  • など

検索すべき英単語は『商品名』だけです。
他の項目は『数字』『貿易用語』なので英語力に関係ありません。

通関実務では、【商品名】が何を意味する英単語なのか検索することが多いです。
インターネットで検索するだけなので、英語力は全くの不要になります。

『英単語の検索』+『貿易の専門知識』で貿易書類の内容把握が可能です。
通関士の通常業務では英語力を全く必要としません。

【気にしなくてok】イレギュラー時に英文を読むかも

通関士が英文を読まなくてはならないタイミングがあります。
海外から『レター』を取り寄せた時です。

例えば、重要な貿易書類に不備がある場合にレターが必要となります。

ゆうき
ゆうき

税関は不備がある書類を元に輸出入を認めることはできません。
書類不備の理由を税関に示すため、レターを提出します。

レターは海外が発行するのでもちろん英語。
『書類の不備はタイプミスが原因。貨物には何ら問題ない。』みたいな内容が英語で書かれています。

税関に提出する前に、レターに不備が無いか確認しなくてはなりません。
通関士が英文を読む数少ない機会です。

こういったイレギュラー時だけは通関士も英文を読む必要が出てきます。
英語が読めない通関士は周囲を頼るしかありません。

英語を読めない通関士は非常に多いです。
英文読解で周囲を頼っても、まったく恥ずかしい思いはしませんよ。

英語力のある通関士は転職・異動に強い

英語力のある通関士は貿易・物流業界で引く手あまたです。
貿易に関わるどんな仕事でもその能力は求められます。

その理由は次の2点です。

1.貿易関係の仕事では英語能力が必須
2.英語が話せる通関士は希少

それぞれ見ていきます。

貿易に関わる仕事は英語を話せて当然って空気感

貿易に関わる仕事は英語を得意な人が重宝されます。
近年は英語力が無いと入社すら厳しくなっているようです。

特にメーカーの購買部・商社の営業担当・船会社は英語を話す機会が多いです。
海外と直接取引をするため、英語でのやり取りが増えますから。

通関士ゆうき
ゆうき

物流業界でも英語を話せて当然という風潮になりつつあります。
倉庫会社に勤務する私の同期も半分以上が英語ペラペラです。

それだけ物流・貿易業界では英語力が必須ということです。

英語が話せると活躍できるわけではありません。
貿易・物流業界では英語は標準的なスキルとなりつつあります。

英語の話せる通関士は鬼に金棒

物流・貿易業界では通関士経験も重宝されます

貿易規制に精通し、税関との交渉経験を行うのが通関士。
貿易に必要となるニッチな部分の専門家です。

通関士は『輸入税をどうしたら安くできるか』を熟知しています。
この知識は商社・メーカー購買部では非常に重宝されます。
転職求人で『通関士経験者歓迎』とよく見るのはそのためです。
通関士ゆうき
ゆうき

通関士は貿易関連の仕事ですが、英語を話せない方が多いです。
英語力が足かせになり、キャリアアップできない人も多いでしょう。

通関士経験は物流・貿易業界で必ず役立ちます。
英語力も身に付ければ鬼に金棒です。

英語力のある通関士の転職先は?

英語力のある通関士は物流・貿易業界なら最強クラスの人材です。
どんな企業からも注目されます。

商品を輸出入する仕事ならどこでも有利に転職活動を進めることができます。
メーカー購買部・商社・物流企業で特に強みが生かせるでしょう。

通関士の転職事情についてはこちらの記事で紹介しています。
通関士の仕事がない?現役通関士が転職サイトに登録して実態を調査した。

通関士経験だけでも貿易業界ではかなりの需要を期待できます。

通関士経験と英語能力を両立すると大きなメリットがあります。
それは関税コンサルタントの求人に申し込めることです。
年収1000万円近い求人にチャレンジできるかもしれません。

通関士として培った輸入税の知見を活かしたキャリアアップ。
英語力があればそれを実現しやすくなります。

通関士と英語力は非常に相性が良いスキルセットだと言えるでしょう。

通関士に必要な英語力まとめ

この記事では通関士に求められる英語力を解説しました。

ポイントはこんな感じです。

  • 通関士の業務には英語力が不要
  • 単語を検索すれば通関士の通常業務はこなせる
  • 英語のできる通関士は転職市場で注目される
  • 英語+通関士経験で関税コンサルタントへの道が開ける
通関士ゆうき
ゆうき

通関業務に英語力は不要です。

ただ、英語が話せる通関士は将来性の塊でしょう。

通関士は残業時間が短い仕事。通関士として勤務しながら、英語力を身に着けてはいかがでしょうか。

通関士の残業時間が短いことはこちらの記事で紹介しています。
通関士は激務? 本当は働きやすい理由3つを現役通関士が解説!
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